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2025.06.09

メルマガ祝!叙勲「第44回危険業務従事者叙勲(防衛功労)」

2025年5月12日皇居にて行われた授与式にて、管理課 佐藤 誠が「瑞宝双光章」に選ばれました!!

「瑞宝双光章」とは…

明治21年制定。公務等で長年にわたり危険業務に従事し、功績を挙げた者から選ばれて授与されるものです。

佐藤は、36年間航空自衛隊で勤務したのち、定年退職後に秋田住宅流通センターに入社。自衛隊在職時に対応した主な災害派遣は3回。

1993年 北海道南西沖地震での奥尻島津波による大規模災害

2007年 岩手・宮城内陸地震

2011年 東日本大震災

特に東日本大震災では、長期にわたる災害派遣において捜索隊を気象幹部として指揮。迅速かつ安全な災害派遣支援で多くの人命を救助しました。

叙勲の詳しい話を聞いてみました!

Q 叙勲決定の際の第一報はどのように行われますか?

A 業務内容や功績により叙勲選定のためのリストに入っていることは知っていた。自分では「こんなことをやってきました」という内容を提出し、航空幕僚幹部より「あなたに決まりました」と連絡が来る。発表までは絶対に口外しないよう伝えられました。皇居での授与への参加も任意で選択ができます。最初は電話連絡ですが、知らない電話はあまり出ない。繋がらないときは速達で届きます。「何だろう?」と開けたら叙勲の決定だった。

Q 授与は皇居で?

A 皇居で天皇陛下にお会いしました。一人ひとりに手渡されるわけではないのですが、前から2列目に座っていたので、陛下との距離は1mほどで、前列の人と話している陛下と目も合った。先に別の場所で防衛大臣から証書が読み上げられ、そこで初めて叙勲。いただいた勲章を身につけてから、皇居で天皇陛下にご挨拶に行く流れです。

Q 会場の授与は対象者全員が集まるのでしょうか?

A 自衛隊は航空や陸上で分かれていて、航空では航空幕僚長主催の祝賀会・昼食会に参加して、バスで皇居に移動。皇居では各省庁の人たちが集まっている。一般にはお正月などに天皇陛下に手を振ることができる場所までしか入ることができないが、その奥まで入ることができる。最初で最後の経験。厳重な警備で、内部では写真撮影厳禁。本当は記念に写真を撮りたかったが、それは叶わなかった。でも、いい経験になった。

Q ご家族の反応は?

A 「よかったね」と。当初は東京での授与に参加しないつもりだった。休みを取って東京まで行かなければいけないし。妻からは「せっかくだから行った方がいいよ」と。多くは配偶者とともに参加している。残念ながら妻は行くことができなかったので、1人で行きました。会社から特別休暇をもらったので、その2日間の休みで参加しました。県知事・市長・議員の方からも祝電をいただきました。家に置いてある勲章を見ると「がんばったんだな」と感じる。一般的な賞状よりも大きいし、「天皇」「内閣総理大臣」と書かれている。家宝です。

Q 勲章はどんな時に身に着けるのですか?

A 正式な場以外では身に着けることができない。それも、襟につけるタイプの小さいほうだけ。大きい方は身に着けていいのはレプリカ。本物を身に着けるときは国の行事に参加するときだけ。身に着けることができるレプリカも、自分で購入することになる。

Q 自衛隊での経験は、現在の業務(定期巡回をメインとした賃貸管理)にどう繋がっていますか?

A 自衛隊にいたときは、国のため、国民のため、各地に行くと市民のための業務だった。今は、地域のため、オーナーのため、入居者のため。大きい括りのものが集約されたイメージ。自分ができること、与えられた仕事を一生懸命にやる。メンテナンスの業務ができるようになったので、今はそれを活かして建物の維持管理。悪いところは早めにオーナーに伝える。自衛隊にいたときに人命救助に携わり精神的に強くなったおかげで、入居者の遺品整理の業務もこなせるようになっている。気持ちとしては、「自衛隊だから」「住宅流通だから」というのはない。自衛隊でも精神的に辛い仕事はたくさんあったし、それでも人に喜んでもらえるような仕事をするだけ。総合危機管理士、地域防災マネージャー、防災士の資格を保有していたので、数年前の大雨の際には入居者からの「どの程度の雨で避難を開始すべきなのか」との質問に資格者としてのアドバイスができた。

 

本当におめでとうございます!

今後のさらなる活躍に期待しています!!

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