RECRUIT2025.12.10
2025年10月19日（日）に行われた宅地建物取引士試験。
秋田住宅流通センターでは今年、3名の合格者が出ました！！
合格者へのインタビュー内容をお届けします。
2人目は、オーナー支援部 前田 和貴（まえだ かずき）。
Q 宅建試験合格、おめでとうございます！
A ありがとうございます！がんばりました！一発合格！！4月から勉強を始めました。「やる！」と決めた日から、朝5時起きで出勤前に2時間半、休憩中も勉強、通勤の移動時間は自分で覚えやすいように作った動画を聞き流しで勉強、仕事が終わって家に帰ってから勉強。それを約7か月間徹底しました。
Ｑ どんな勉強法でしたか？
Ａ 社会人は勉強時間が限られている。書き写しでは時間のロスが多いので、暗記にはインプット・アウトプットに重点を置いて参考書や過去問を朗読して、記憶を定着させました。どんな勉強法が自分に合うのか探すところがスタート。人それぞれに勉強法はあると思いますが、自分はひたすら朗読。ポモドーロ勉強法で、30分読んで5分筋トレ、を繰り返しました。大学生や受験生の勉強法で口に出すのがいいみたいで、周りからはブツブツ喋っているだけに見えるけど、頭で考える、手を動かす、だけではなく口を動かすことで脳が活性化するのだそうです。試したら記憶の定着が全く違うことに気づきました。ほぼ暗記の分野に関してはいい勉強法だと思います。数えきれないほど繰り返し読みました。1冊につき20回以上は回したと思います。とにかく回して先に進む。過去問は問題文の言い回しや、ひっかけられている部分をしっかり読み解く。近年、読解力が求められる問題が増えているので、単に問題を読むのではなく、問題文を分析しました。過去問のみならず、周辺知識を問われるものもあったので、基礎がしっかり身に着いていたからこそ合格できたのではないかと思います。
Ｑ 小さなお子様がいる中での時間の確保はどう工夫しましたか？
A 家族がまだ寝ている朝5時から勉強することです。何も気にせず集中できる時間でした。メリハリをつけて休日も朝5時から勉強しましたが、8時からは家族と過ごす時間をしっかり取って、午前中のうちに買い物に出かけたり。午後は子供を寝かしつけて夕方まで勉強。夕食後は妻に子供を見てもらって、自分は勉強。幸いにも妻は「家族を支えるためにも資格を取得して高みを目指す」ことに、理解をしてくれていたので後押ししてくれました。試験が終わった後は、子供とたっぷり遊んで家族との時間を大切にしています。
Q 合格して家族からの声は？
A 妻は合格証を見せた時に泣いていました。合格証を目の前にして突然泣き始めたのでびっくりしましたが、任せきりにして大変だった期間もあったので、実感が湧いて解放されたのかな。
Q 試験当日は？
A いろんな試験を受けていたので、試験の雰囲気に飲まれることはなかったです。緊張せずに試験を受けることができました。こだわっていたのは、試験直前におにぎりを食べること。頭がフル回転するように、エネルギー補給。
Q 試験直後は？
A 試験後はものすごい手ごたえを感じていたので、一緒に受けた友人にも「今回一発で合格だ」と豪快に宣言しちゃっていました（笑）。試験後1～2時間で解答速報が出ると「あれ…？」って。自分が引っかかってしまったところは、みんなも点を取り損ねているな…、と。速報の回答が揃ってくるとだんだん雲行きが怪しくなって…。解放されたというよりは、だんだんドキドキしてきた。そこから合格発表までの約1か月は毎日ドキドキ過ごしていました。
Q 限られた時間の中でモチベーションの維持はいかがでしたか？
A まったくダレませんでした。1日も1時間も無駄にせず、絶対合格する気持ちでした。メンタルの維持も勉強のうち。当然やりたくないと思うこともありましたが、それでも絶対合格すると強い気持ちでやりました。1日もダレることなく続けられたのは、自分でも頑張ったと思います。褒めてあげたいところ（笑）。
Ｑ 合格発表の時は？
Ａ 9：30からの発表だったので仕事中でしたが、番号が載っているのを見て思わず大声で「宅建受かった！」って。番号を見つけて気持ちは安心しましたが、合格証を手にしたときが一番合格の実感がありました。
Q 宅建士としての今後の業務への意欲は？
A 宅建業法のみならず、周辺知識が出題されているということは宅建士に求められる知識や役割に変化が生じていることだと思うので、宅建士としての知識を持って業務に取り組むことで会社としても上のレベルで仕事を進めることができる。1人でも多くの資格者がいることで会社としての信用も得られるし、名刺に記載されることで箔がつくので違いは大きいと思う。
Q これから宅建士試験に挑戦する人へのアドバイスをお願いします！
A 年々の難化傾向は確かなので早いうちに合格を目指してほしいです。早くから自分のスイッチを入れて、本気で受験してほしい。教材レベルが上がっているので、市販のテキストや問題集で十分合格できる。自分に合う参考書・勉強法を見定めて、自分を信じて取り組んでもらえれば合格できる。何よりやる気です！
