オーナー支援部 リノベ工事課/ 2009年度入社
退去精算と退去後のリノベーションを担当しています。
退去精算では、退去後のお部屋をきれいに直す際に、オーナー様と入居者様との費用負担をジャッジします。どちらからも「コレ、払うの…?」と言われてしまうこともあり、難しさはありますが、国で定めたガイドラインに則った計算をしているので、そのことはしっかりと伝えます。オーナー様と入居者様、どちらの敵でも味方でもない、中立で業務を進めます。
リノベーションは、お部屋の状態が悪い時ほど提案がしやすいです。原状回復だけでも高額となってしまう場合、多くない追加費用でもきれいなお部屋を作ることができます。また、発注した工事に遅れがないか、予定通りに完成するかの進捗管理も欠かせません。定期的に物件に足を運び、状況を確認しています。
※原状回復:借りたときの状態に戻すこと
立地や家賃、ターゲット層などを考慮して、これまでの経験はもちろん、賃貸仲介の営業店スタッフとの話し合いも十分にします。このコミュニケーションが、お部屋づくりには欠かせません。オーナー様にどのくらいの費用をかけてもらって、いくらで貸すことができるか。「直したら(契約を)決める」つもりで進めています。
多くのお部屋は直すとすぐに契約が決まりますが、決まるまで7~8ヶ月かかったお部屋もありました。
たくさんの費用をかけてもらえば決まるわけではなく、お部屋を借りたいターゲットの方とマッチしなければ契約は決まりません。
入社後8年ほど賃貸営業部で、うち4年半は店長として勤務しました。
賃貸営業部での経験はから得ているものは多いです。
特に店長をやっていた間は、オーナー様と接する機会が他のスタッフよりも多かった。
賃貸営業部でオーナー様や物件の情報を覚えることができたからこそ、現在はリノベーション後の家賃の上げ幅の感覚が身に付いています。
立地やターゲット層によっては、どんなにリノベーションの費用をかけてもらってもオーナー様の希望の家賃には設定しにくいこともあります。
その場合は、多くに費用をかけてもらうより、適性な家賃設定となるような費用負担でのリノベーション提案をしなければなりません。
誘われて入社しました(笑)。
前職では飛び込みの法人営業を中心にやっていましたが、賃貸仲介のようにお客さまから来てもらう反響営業の方が向いているのではないかと考えていました。
実際にやってみて、入社後間もない時期でも契約が決めることができて、さらに社内でも上位の成績を残すことができました。
どんな古いお部屋でもきれいに直すことができる点や、お客さまから「ありがとう」と感謝の言葉をかけていただけることに面白さを感じています。
働きやすい職場だと思います。
休みも取りやすいですし。
有給休暇は1時間単位で取得できるので、用事を済ませてから出勤したり、予定に合わせて早退したりすることができます。
子どもの行事等で有休を取得することもあり、休暇の取り方が変わってきたせいもあるかもしれません。
あっけらかんとした人ですかね…(笑)。
「仲介」の仕事は、賃貸でも売買でもお客さまの間に挟まれます。交渉時やクレームを受けた際には厳しい意見もあります。それを真に受けてしまうともたないので…。
あまり気にせず、業務を進められるあっけらかんとした人がいいように感じます。
私たち世代は、ITやDXといった分野を苦手にしている人も少なくないので、若い世代にどんどん活用してもらうことで、会社をより大きく、よりよくなっていけばいいと思います。
新しいことを提案して、業務改善にも繋げていってほしいですね。